RealFi Office Hours
RealFi Office Hours 要点まとめ
RealFi のコミュニティコール「Office Hours」を聞き、各回の要点を日本語で残しています。 ここには要点だけを載せ、話題ごとに再構成したまとめ・全文(日本語と英語)・図解はアーカイブサイトで公開しています。
このまとめについて
- コミュニティメンバーによる非公式の記録です。RealFi の公式見解ではありません。
- 発言者の扱いは回ごとに異なります。初期の回はチャタムハウスルールで氏名を記載せず、依頼のあった回のみ登壇者を実名で扱い、聴衆の質問者は常に匿名です。
- #1・#2 は文字起こしを受け取っていないため欠番です。
- コール中の発言を要約したもので、内容の正確性や最新性は保証できません。判断は公式情報をご確認ください。
- #9
Ambassador Programmainnet までの 2 週間で、コミュニティが自分で動けるかを試す
- まず 1 つの crew から。最初の district は「ダーク・フォレスト」、最初の crew の課題は testnet の活動を増やすこと。うまく回ったら、そこから広げる。
- Miro のボードが開いている。SPO の自己紹介、世界構築の試作、共通善の 4 つの論拠、組織のテンプレート。誰でも入って付箋を残せる。
- 2 週間の成功とは、testnet の活動が大幅に増えること。それをリーダーシップへの「A/B テスト」として見せ、資源を求める材料にしたい、と説明された。
- 新しいものは作らない。ダッシュボードなどの要望はチームに渡したが、mainnet までは技術チームがそこに集中する。「今あるものが、可能にする制約」。
- 貢献が見えやすいのは 2 つ。SPO なら、委任者が請求したポイントの 20%。個人なら、testnet の紹介リンク。
- イベント。Korea Blockchain Week に CEO、TOKEN2049 では Cardano Foundation のブースに採択、11 月頭の Solana Breakpoint(ロンドン)には「その頃には EVM に乗っていれば」。
- コミュニティ発のコンテンツは、自分のアカウントからなら自由。RealFi のアカウントから出るものとは扱いが違う、という回答だった。
- USDrf への改称は「ほぼ全体に反映」。ただし「毎日新しい見落としが見つかる」。投票の結果は「84%」と述べられたが、#7 の記録では 68%。
この回のまとめ・全文を読む(外部リンク・新しいタブで開きます)発言者は全員匿名(チャタムハウスルール)
- #8
Investment Framework何をどこに置き、崩れたら何から売るのか
- 2 ブック制。資産のプールは 1 つで、帳簿を 2 つに分けている。すぐ出られる側(ブック 1)は最低 45% をトークン化されたマネー・マーケット・ファンドに、CLO ETF は上限 25% 程度。7 日待つ側(ブック 2)は少なくとも半分を CLO ETF、50% をプライベートクレジットに。
- バーベル構造。「短くて流動性が高いもの」と「利回りは高いが流動性が低いもの」を両端に置き、中間は意図的に持たない。
- プライベートクレジットは、流動性の計算ではゼロと数える。実際には毎月キャッシュが戻ってくるが、意図的に保守的な置き方をしている。
- ストレステストは 48 本。過去に市場で実際に起きた「解約が殺到した場面」をなぞっている。すべての資産をストレス下の価格で売る前提で、CLO ETF は純資産価値より 10〜15% 下。
- 効いてくるのは 8 日目。即座に出られる USDR と、7 日のクールダウンを抜けた sUSDR が、同じ日に重なる。結果は「待ち行列ゼロ、売却ゼロ」。ただし本人が「モデルの出力であって、保証ではない」と明言している。
- 本当のシステミックな事象では、投資委員会がポートフォリオ全体をセーフティ・バッファへ移せる(スライドのみの情報)。
- 1 億ドルを超えると格段に楽になる。1 件あたりの金額が大きくなって条件が良くなること、プライベートクレジットのポートフォリオを担保に銀行から借りられるようになること。
- mainnet の機能と範囲は確定。コールの前日に、初めての 7 桁ドル(100 万ドル以上)の mint があり、資産の買い付けが始まっていると明かされた。
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- #7
Ticker名前を変える。そして、その決定をコミュニティに渡す
- ティッカーを変える。理由は過去に別のプロジェクトが USDR を使っていたため。「うまくいかなかったプロジェクト」だと述べられ、一流の取引所に乗るときに問題になると説明された。
- 案は 2 つ。案 A は rfUSD / srfUSD / RFIG、案 B は USDrf / sUSDrf / RLFG。コール時点で案 B が 66%、案 A が 34% で優勢。補足投票は 8 月 26 日に締め切られ、案 B に決まった(全 75 票、案 B 51 票 68%、案 A 24 票 32%)。これはコール後の結果で、コール中では語られていない。
- プロトコルは変わらない。「RealFi とプロトコルに関しては変更は一切ない。本当に名前が変わるだけ」と明言された。
- なぜ今か。「前向きな話し合いはあった」と取引所について触れつつ、相手は明言せず。testnet のうちに済ませて、mainnet 以降に持ち込まないためだと説明された。
- アンバサダー制度が止まっていた理由。Miro のワークショップで出たテーマから crew を立ち上げるはずが、「いったんブレーキを踏んだ」。活動を KPI(L1 / L2)に結びつけてから始めるため。
- crew と district の二層。crew は問題を解いたら解散する集まり、district は手法が貯まる恒久的な場所。最初は 3 つの district から。
- 日本向けの調査が当日発出。公共財(自分の ADA を守ること、単独 SPO への委任によるネットワークの分散)について日本の SPO・KOL に問う内容だと説明された。
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- #6
Ask the CEOmainnet は 9 月中旬。残っているのは技術ではない
- mainnet はおよそ 9 月中旬。「今後 2 週間ほどで確定した日付を出す」。技術的には準備ができていると述べられ、残っているのは TradFi 側のオンボーディング(ケイマン諸島の CIMA 登録 → 規制取引所 StoneX の口座開設、という順番にしか進まない手続き)。
- すでに実際のお金でテスト中。約 10 万ドルを mint し、各種の取引の場やウォレットを通す hardening の段階にいる。
- 損失の順序が初めて示された。①エクイティ・バッファ → ②プロトコルの安定化ファンド → ③sUSDR の切り下げ → ④USDR 保有者、の順。ただし CEO 自身が「まだ完全には確定と言えない」と留保している。
- ローンチ時の 2 つ。Liqwid(ADA を売らずに預けて借り、USDR にしてステーク)と Sundae(新しい linear swap を前倒しで提供)。
- Cardano は正となる台帳。EVM 側でも burn/mint でネイティブ発行するが、資産は Cardano にあるので、EVM 側の需要が Cardano 上の残高を押し上げる。現在は Circle の CCTP のフォーク、LayerZero が来たら移行する予定。
- 値のつかない資産は「自分ではない誰か」が評価する。最近の crypto の破綻は、実世界で壊れていることがダッシュボード上に反映されないことが原因だと指摘された。
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- #5
GTM 回利回りは、誰が払っているのか
- GTM の中身は 3 つ。①どこで取引されても深く健全な市場を保つ ②DEX・レンディング市場・ウォレット・カストディアンなど使い道につなぐ ③居ついてくれる資本を連れてくる。
- mainnet は「うまくいけば来月」。そのあと Ethereum に展開するが、資産は Cardano にあり、Ethereum で mint された分も Cardano の TVL として数えられるよう設計したと説明された。
- 利回りの見分け方は「誰が払っているか」。実在の借り手の契約利息か、ファンディングレート(本物だが循環的)か、自分のトークンの発行(=「カウントダウン付きの希薄化」)か。答えられないなら、自分が利回りの出所。
- 成長の主機構はレバレッジループ。元手 1,000 万ドルが 5,000 万ドルのエクスポージャーになり、実効 25% APR になる数値例が示された。同じ倍率で損失も増幅すると明示的に注意された。
- USDR の裏付けは流動性の高いものに寄せてある。マネー・マーケット・ファンド、T-Bill、CLO の ETF。プライベートクレジットと直接融資は「上乗せ」の側で、期間は 6〜12 か月。ペッグはホワイトリストされた機関だけが mint・redeem できるアービトラージで保つ。
- 進行役から「暗い森」理論。bot が増えるほど、委任者との関係資本を持つ SPO の価値が上がるという筋立てで、SPO アクセラレータープログラムの狙いが説明された。
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- #4
データ回testnet 3 週間の数字と、その読み方
- Cardano のアクティブウォレットの約 14%(7 分の 1)が RealFi の testnet でアクティブだった。直近エポック(7/23〜28)で約 2,600 ウォレット。同じ頃にアクティブだった Cardano のウォレットが約 20,000(Cardano の総ウォレット数ではない)。
- testnet ウォレットのうち約 340 個がメインネットのウォレットと暗号鍵で紐付いた。それらは 230 万 ADA を保有。ただしこれは人数でも実際の重なりでもなく、機械的に関連付けられたステーク資格情報の件数。
- SPO プログラム参加プールの 84% が委任を増やした。参加していない同規模プールは 17%。ただし因果関係は発表者自身が留保している。
- 数字はすべてファーミングウォレットを除外した「実在ウォレットの最良推定」。算出方法の詳細は後日共有される。
- 流動性は 3 つの層で設計されており、「将来を予測することに依存しない」運用が強調された。
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- #3
エンジニアリング回ブリッジ、ワンクリックフロー、そしてプラットフォーム構想
- プロトコルは testnet で稼働中。監査は複数ラウンド進行中で、まだ数ラウンド残っている。メインネットの日付は社内では決まっているが未公表。
- クロスチェーンは「入口を広げ、基盤は Cardano に置く」設計。単なる burn-and-mint ではなく、EVM 側でもネイティブな体験を提供しつつ、記録・会計・ステーキングは Cardano に集約する。
- ワンクリックフローを開発中。複数プロトコルをまたぐ複数の取引を、署名 1 回で実行する。ルーピング戦略が開発動機のひとつ。
- USDR と sUSDR は別物。USDR がステーブルコイン(常に 1 ドル)、sUSDR はステーク時に受け取る変動トークン。交換レートの上昇が利回りになる。
- RealFi は「製品」であると同時に「プラットフォーム」を目指している。SDK と開発者向けドキュメントを公開し、外部開発者が RealFi を部品として使えるようにする。
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